名鉄都市開発

名鉄都市開発

INTERVIEW

地震に強い家づくりに懸ける想い

  • 名鉄都市開発(株)戸建事業部 梶浦 孝允
  • 株式会社evoltz 今村 尚

Q.1

地震の揺れから住まいを守る安心・安全な家づくり。
[耐震+制振]の住まいのメリットについてお聞かせください。

【名鉄の家】 梶浦

愛知県は震災に対する関心が高いエリアでしたが、南海トラフ地震臨時情報が出された後は特に、地震や耐震性能に関するお客様から質問が増えています。「名鉄の家」は耐震等級3を取得するなど“地震に強い家づくり”を打ち出していますが、分譲住宅として先駆けて制振ダンパーevoltz(エヴォルツ)を採用した[耐震+制振]の家づくりを展開しているのもお客様にしっかりご紹介したいポイントでもあります。

【evoltz】 今村

日本の地震の年間発生数は約2,400回と発表されていますが、20年間の地震データを調べてみると約90%以上が震度1〜5までの小さな地震なんです。家が倒壊するような大きな地震は、当然ですがそれほど頻繁に発生しません。ただ、小さいだから無視していいのかというと、それは出来ません。いくら頑強に造られた耐震等級3の家でも、何度も繰り返して地震の揺れによるダメージを受ければ、構造部材が損傷して本来の強度が保てなくなってしまいます。

【名鉄の家】 梶浦

そんな耐震構造のウィークポイントを補ってくれるのが、制振ダンパーevoltz(エヴォルツ)ということですね。でも、evoltz(エヴォルツ)は他の免震装置と比べてどこが違うのですか?

【evoltz】 今村

いちばんの違いは、震度1程度のわずかな揺れからその効果を発揮する「極バイリニア特性」にあります。evoltz(エヴォルツ)は地震の揺れ始めから性能を発揮し、ごく僅かな揺れでもしっかりと地震のエネルギーを吸収するので建物の躯体を傷つけることのないよう設計されています。小さな揺れはもちろん、震度6以上の大きな揺れまで満遍なくしっかりと効き、住宅を守り続けられるのがevoltz(エヴォルツ)の大きな特徴です。耐震等級3の家がダメージを受けていない状態で大地震に備えることができるというのが大きなポイントだと思います。

Q.2

evoltz(エヴォルツ)が油圧ダンパーにこだわる
理由はなぜですか?

【evoltz】 今村

evoltz(エヴォルツ)の制振ダンパーには、ポルシェやメルセデスベンツなど世界中の自動車メーカーが支持する独BILSTEIN社(ビルシュタイン社)のショックアブソーバー(油圧ダンパー)が使われています。凸凹の路面の振動や衝撃を吸収して安定した運転を可能にする、優れた先進技術を住宅の制振ダンパーへと転換・応用しています。

【名鉄の家】 梶浦

evoltz(エヴォルツ)の凄いところは、その品質に対する信頼性の高さですね。100万回の作動耐久試験をやっていることも驚きですが、その試験実施後も性能試験がほとんど変わないのも凄いですね。酷暑や極寒の状況を再現した−20~80℃に耐える使用環境のテストでも、変わらず性能が発揮されることを実験済みだとお聞きしています。

【evoltz】 今村

弊社では出荷前に行う減衰力測定検査や過去に出荷した制振ダンパーが劣化せずに変わらぬ性能を維持しているかを確認する追跡調査を行い、確かな品質管理に努めています。油圧ダンパーはメンテナンスも不要なケースが多く、気象環境の変化にも強く、小さな揺れから大きな揺れまで、幅広く効果を発揮するのが大きな魅力です。

【名鉄の家】 梶浦

住宅設計の視点で言えば、油圧ダンパーの制振装置は小型なので、間取り制限を受けにくいというメリットもあります。最高レベルの耐震等級3の住まいにevoltz(エヴォルツ)のような優れた制振ダンパーがプラスされれば、高い地震強度を保った快適な家づくりが実現します。

Q.3

地震の揺れをダメージとして残さない、
「耐震+制振」の確かな家づくりについてお聞かせください。

【evoltz】 今村

地震によって家が揺れると構造体である木材が傷むのはもちろんですが、壁の中にある補強金具や断熱材も傷んだり割れたりします。evoltz(エヴォルツ)が入っている家は震度1の揺れから反応してその威力を軽減するので、住まいの耐震性能の劣化を避けることができます。

【名鉄の家】 梶浦

「名鉄の家」は全邸耐震等級3を取得しているので、地震に対する強さにはこだわりがあります。事実、熊本地震で2度にわたる震度7の揺れを耐えたのは耐震等級3の家でした。でも、いつ来るか分からない大きな地震が起きる前に耐震等級3の家が劣化していたら、その能力を発揮することはできませんよね。

【evoltz】 今村

私たちが常に考えているのは、耐震等級3の家がよりダメージを受けていない状態で大地震に備えるようにしたい、ということです。優れた耐震性を劣化させずに長持ちさせるには、制振ダンパーevoltz(エヴォルツ)が最適だと思います。大地震の前後には複数回の大きな余震が起きるため、住まいの内部構造の破損はもちろん、家具の転倒による被害を最小限に抑えるためにも「耐震+制振」の家づくりは重要だと思います。

【名鉄の家】 梶浦

分譲住宅にとって地震や災害に強い“安心・安全な家づくり”は、絶対に外すことのできない大きな課題だと思います。これからも現状に甘んじることなく、常に最新の技術を取り入れた価値ある家づくりをご提案していきたいと考えています。

家族の大切な生命と資産を守るために必要な「耐震+制振」
その確かな家づくりを[名鉄の家]でどうぞご体感ください。